どうも、おっちょ(@occho_fxtrader)です。
3年前から家計簿を毎月つけているのですが、ここ1年間月によって電気代のバラつきが謎に大きかったことに疑念を抱いておりました。
夏や冬の時期はエアコンの稼働時間が長いとはいえ、そうじゃない時期と比べて1.5倍ほども差がついていたからです。
「もしかしたら不正に俺んちの電気が使われているんじゃないか?」
「昨今燃料費の値上げが続いているがそれが原因なのか?」
電気については余程の無駄遣いをしなければそこまでケチるつもりはないにしても、電気代が多くかかっている理由が分からないまま多く請求されているのは気持ちが悪いので、その理由を調べるべく2021年1月まで検針票を遡って見てみました。
以下、2021年1月からの検針票をもとに各データをグラフ化したものです。
やはりエアコンの稼働時間が長い夏場と冬場は電気使用量が多くなっているのが分かりますね。
それに比例する形で請求金額も増えていると。
どの家電がどのくらいの電気を使っているかというのが見れれば確実に分かるのですが、まぁ十中八九電気代が謎に多くかかっていた原因はおそらくエアコンですね・・・(笑)
ということで、
「もしかしたら不正に俺んちの電気が使われているんじゃないか?」
という疑念はほぼ晴れました(笑)
それにしてもこの2段料金というのが厄介で、これは基本料金である電気料金(僕の家の場合だと1,144円)に加えて、ある一定の使用電気量を超えてから適用される従量制の料金です。
僕の家の場合だと120kWhまでは19.88円/kWhですが、120kWhを超えると26.48円/kWhとなるので、120kWhを超えると超えた分だけ途端に高くなるような感じです。
この割増料金である2段料金を払うほど電気を使わなければベストなのですが、上のグラフを見ても分かる通り、エアコンを全く使わない時期でも120kWhは超えてしまうので、どうしても2段料金からは逃れられませんね。
ということで、如何にこの2段料金を抑えるかがキーになります。
やることは簡単。
エアコンの稼働時間を短くすればいいだけ。
時間が短ければ短いほど電気量を使わなくて済むのでそれができれば電気代は抑えられるはずですが、夏は暑さに苦しんで冬は寒さに苦しむという生活はしたくありません(笑)
ではどうするか。
- エアコンの設定温度を上げすぎ(下げすぎ)ないようにする
- サーキュレーターを置き、エアコンの冷暖房効率を上げる
です。
サーキュレーターを買うのにお金がかかってしまいますが、サーキュレーターを置くことによってエアコンの電気代が節約できそれで数ヶ月で元が取れると。
前々から家計簿の記事などで言っていましたが、ここまで電気代が跳ね上がっている現実をみたらやはり夏が来る前には買っておこうと思います。
そして残るもう一つの疑念
「昨今燃料費の値上げが続いているがそれが原因なのか?」
燃料費価格の変動は電気代にどう反映されているのかというと、上のグラフにある燃料費調整額で分かります。
燃料費調整制度とは、火力発電に用いる燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の価格変動を、毎月の電気料金に反映させる仕組みのことです。この制度は多くの電気事業者が導入しています。
日本はエネルギー資源のほとんどを輸入でまかなっているため、世界の経済状況や政局の変化が燃料価格に大きく影響します。そのため、電気料金が完全に固定されたままですと、燃料価格が高騰したときに発電事業者が大きな損失を被る可能性があります。そういった事態から事業者を守るため、燃料費調整制度が設けられました。
燃料費調整制度では、燃料費の変動にあわせて変動する「燃料費調整額」が電気料金に反映されます。ある3カ月間の平均額を基準価格と比較して、それより高ければ電気料金が上がり、低ければ下がる仕組みです。
引用元:looopでんき
グラフを見ると、2021年1月から徐々に上がってきているのが分かります。
燃料費の値上がりは数ヶ月間のタイムラグを経てから実際に電気代に反映されるそうなので、ロシアウクライナ戦争によって原油やLNGの価格が高騰したその影響は数ヶ月後我々に降りかかってきそうですね・・・
ちなみに僕はこの前東京電力からlooopでんきに乗り換えましたが、この際なので月にかかる電気料金を使用量ごとにシミュレーションしてみました。
東京電力 | looopでんき | |
基本料金 | 1,144円 | 0円 |
1kWhあたりの料金 | ||
120kWh以下 | 19.88円 | 26.40円(一律) |
120kWh〜300kWh | 26.48円 | |
使用電気量に応じた電気料金 | ||
150kWh | 4,324円 | 3,960円 |
200kWh | 5,648円 | 5.280円 |
250kWh | 6.972円 | 6,600円 |
使用電気量が少なければ少ないほどお得になる感じですね。
大手よりも安くなるとはいっても数百円程度ですが、チリツモで年間5,000円くらいは節約できそうです。
面倒な書面手続きとか不要でネットだけで乗り換えが完結できてしまうので興味のある方は検討してみてもいいかもしれませんね。